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[musictrack出張所--tabris@Iskandal] [ヤマトサウンド耳コピ作品ストリーミング配信サイト--宇宙戦艦ヤマトの音楽]

神殿部の斗い(ウルク本土決戦)on MIDITrail

完結編拡充企画第5弾.
「神殿部の斗い」はEternal editionにはなく,youtubeで初めて聴いてALMANACを買って取り掛かった,ハネケン作品.

www.youtube.com
さて,完結編もこれで6作品.
アクエリアス関係でまだ手掛けたい感じもあるが,3199が7月公開だし,その辺りで何か手掛けるかどうか.

FIGHT コスモタイガー II on MIDITrail

完結編拡充企画第4弾.
e-instruments の Spotlight Collection : Cuba を手に入れたので,早速投入.
イイ感じ.

www.youtube.com
なんだか完結編沼にハマったようで,次も完結編からかな.
ハネケン作品,もうちょっとやってみる?

www.native-instruments.com

悲愴のボレロ on MIDITrail

完結編拡充企画第3弾.
前作投稿時に「いよいよヤマト三大ボレロのひとつ」と予告した,羽田健太郎氏による「悲愴のボレロ」.
気づくと音圧上げ気味になるので,引き算引き算.

www.youtube.com

次は,完結編でアップテンポ物を.さて,何かな.

Motif ES8 開腹掃除したよ

毎朝練習で使っている Motif ES8 の鍵盤の戻りが悪くなってきて数年.
もう,ずっと下がったままになってしまう鍵盤も出てきてしまったので意を決して開腹掃除をした.
以前,一度開腹して鍵盤を取り外そうとしたが,そのときは方法が分からずそのまま元に戻していたが,
amaneblog.blogspot.com
なる記事を見つけたので再度挑戦.
まぁ,20年前の製品であるMotif ES8そのものをいまだに使っている人は少ないだろうけど,おそらく多くの電子鍵盤楽器に共通するであろう仕組みがあったように思うので,備忘録のつもりで記録.

まずは,柔らかいマットレスなどの上に Motrif を裏返してデーンと置く.しかし相変わらず重いっす.30kg超えっす.

赤丸で囲んだところのネジをすべて取り外す.楽器奥の側には蝶番が見える.仰向けに楽器を戻せばこの蝶番を支点にカバーがガバッと開く仕組み.鍵盤を取り外したいので,手前のカバーも外す必要があるが,これは仰向けに戻してカバーを開けて内側のネジも外さないといけない(が,その部分の写真を撮り忘れた).なお,側面カバーは外す必要がなかった.

さて,問題の白鍵はずし.これが最初なかなか外れず,何かの拍子にぴょこっと外れるのだが再現性がない.もう一度ネット検索して,一般的にこの手の鍵盤は,隙間のとある位置を薄い板で突くと外れる仕組みになっているとの情報を得た.
具体的な位置は白鍵をよく見ると,鍵盤の音名とともにマークが有る.例えば 「C▶」といった具合.

薄くて硬い厚紙やプラスチック板なんかをこのマークのところに差し入れると,何か板状のものに触れるのでそれをそっと押してやると,バネの力で白鍵が跳ね上がる.

各白鍵には爪がついていて,

それが台座のプラスチック板(オレンジ矢印)に引っかかるようになっていて,通常はそれで白鍵が外れないようになっているらしい.で,その板をちょいと下に押してやると爪が外れてバネ(水色矢印)で上に跳ね上がってくるというスンポウだ.
え~,そんな微妙な仕組みなのね.

さて,そうやって白鍵すべてを取り外すとこんな感じ.

一方,黒鍵はというと特にマークは無く,どう外すのかと試行錯誤したところ,黒鍵全体を手前にちょっと引くと(内側に隠れているバネの力で奥に押し込んでいるらしい)根本が外れてピョコッと跳ね上がる.黒鍵にも番号が書かれているが,その配置を見ると順番があるわけでもなさそう.

実際,黒鍵は全く同じ形でできているようだった.

さて,いよいよ掃除.おそらくグリスが固まったりしてるんだろうと踏んだが,想像以上にコテコテあちこちにグリスが散らばっていた.かつ,グリスで固まったホコリの凄い事.


で88鍵盤すべてを拭き取り,プラスチックに使ってもいい新しいグリスを根本可動部にのみ塗ってもとに戻す.

黒鍵は外すときを遡れば良く,バネを内側に引っ掛けて手前に引いた状態で根本を合わせるとカチッとハマる.
白鍵は黄色矢印の方向に差し込みながら根本を入れれば自然にハマった.

何しろ88鍵盤.本当に1日仕事だった.

jp.yamaha.com

移動要塞 on MIDITrail

完結編拡充企画第2弾.
OPUS Edition投入記念でもあるのだけど,どうかな.

www.youtube.com

さて次は,いよいよヤマト三大ボレロのひとつ,あれかな.

そしてOPUS EDITIONへ(2)

前回記事で書いたように,OPUS EdtitionのDownloadは10日ほどかかった.
tabris17.hateblo.jp

EastWest Installation Centerには,これまで10年ほどでEastWestに投資してきた音源たちが並ぶ.

さて,OPUS Edition,インストール時には944GBほど必要と説明にはあったが,実際の各セクションの大きさは以下のようになった.

  • EW Hollywood Brass Diamond:188GB
  • EW Hollywood Harp Diamond:14.3GB
  • EW Hollywood Orchestral Percussion Diamond:69.8GB
  • EW Hollywood Orchestral Woodwinds Diamond:177GB
  • EW Hollywood Solo Cello Diamond:37.9GB
  • EW Hollywood Solo Violin Diamond:36.3GB
  • EW Hollywood Strings Diamond:350GB

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total:873.3GB
それにしても,デカい.特にStringsがデカい.

さて,早速試運転.close micがあるおかげか,歯切れの良いBrassが表現できる.
何より嬉しいのが,Articulationを必要に応じて追加できる仕組みが取り入れられたことだ.
旧作のHollywoodではkey switch物のarticulationが固定されていて,そこに無いarticulationを実現するなら,そのために1track作らねばならなかったからだ.
その点,Spitfireの統一されたUACCを使ったarticulationの組み方は理に適っている.
今回のOPUS Editionは,それに近づいた形だ.
たとえば3TPのkey switchなら,以下の一覧から必要なものを選ぶことになる.

key switchとして各articulationノートを設定するわけだが,Expression mapをできるだけ使いまわそうと思えば,全てのarticulationにkey switchを割り当てておくと良いだろう.使うarticulationのセット毎にExpression mapを作るのは,煩雑になるからだ.
ただ,そうするとCubase側で大変なことになる.例えば上記3TPだとarticulationが32もあって,これを全てExpression mapに登録すると,midi windowを開いたとき,32行分のコントロールレーンがExpression用に必要になり,肝心のmidi noteを書き込むスペースがうんと小さくなってしまうのだ.せめて,ある程度の幅以上になったら,そのコントロールレーンが上下にスライドできるようになればありがたいが,そんな機能はCubaseにない(よね?).

そしてOPUS EDITIONへ(1)

耳コピ作品「水没するディンギル星」を口火として,ヤマト完結編(1983)の耳コピ進行中.
現在,「移動要塞」を手掛けているのだが,手持ちのHollywood Brass Goldでは今ひとつ歯切れが悪く,うまく再現できない.

以前,セールのときに割安で手に入れた Spitfire Studio Brass を援用してもみたが,いやいや,違う.

ViennaのSYNCHRON-IZED DIMENSION BRASS 1のデモなんか聴くと,とっても歯切れがよく,ついつい買いたくなってしまう.

こんな感じで,音源沼にハマりかけたのだが,ふとHollywood Orchestraの最新版OPUS EDITIONへのアップグレードが安いことに気付く(この時点で,$199.00≒27000円).
www.soundsonline.com

せっかく手元にはHollywood Orchestraがあるので,この機会に,と購入.
で,購入したは良いが,いざdownloadを始めようとしたら,そのサイズに圧倒される.何しろ,944GBほどが必要とよく見たら説明にある.マイク本数が多いDiamond版だからではあるが,それにしてもデカい.
しかも,自宅の回線が細く何しろdownloadに時間がかかる(Eastwest Installation centerで平均1.2Mb/sec).実際,先々週の金曜夜からHollywood Brassのdownloadを始めて10日後のつい昨夜,Stringsまでのインストールが完了したところだ.もちろん,平日の昼はdownloadできないので,ということもあるが,これまでで一番時間がかかった.

現在,新造艦2205は2T+2T=4TのSSDを積んでいるのだが,他の音源とも合わせると,すべてインストールする頃には,残りが怪しくなってきた.
おまけに,マイク本数の多いDiamond版はちょっとパッチを読み込むだけでRAMを30GB近く消費してしまう.確かにあれこれ調べてみると,快適に動かすにはRAM 64GBでも怪しいとの記述も.
さて,そうなるとだ.もうこの際,SSDとRAMを追加しよう,ということになる.
そして実際,SSD 2TBとRAM 32GB×2 を新造艦に追加した.

これで,RAM 16GB×2 + 32GB×2 = 96GB,SSD 2TB×3 = 6TB.しばらくは,安心して作業ができそうだ.
しかし,SSDもRAMも,一昔前に比べたら,随分手頃な価格になってきたものだ.

さて,あとはsolo violinとsolo cello.こちらはそれぞれ一晩ずつで済みそうだ(「そしてOPUS EDITIONへ(2)」に続く,かと).

水没するディンギル星 on MIDITrail

ヤマト完結編は「神秘の星アクエリアス」だけしか手掛けていなかった.
ということで,完結編の入り口として「水没するディンギル星」を.
半年以上間を空けての作品作り,なかなかエンジンがかからなかったが,連休で何とか着地.
この作品のため,と思って以前セールで手に入れたHans Zimmer Percussionを初投入.
Timpanyもいい響きで気に入った.
youtu.be

白色彗星 disco arr. ver. on MIDITrail

TVシリーズ ヤマト2(1978)にのみ使われた,白色彗星のテーマ・disco arrange version.
これまで使ったことない技術を色々と投入.
そうそう,前回の記事でHammond organとしてHALion Sonic SEのModel Cを使おうと思ったのだけど,下鍵盤のDrawer barが無くて音色が変えられない.で,freeのplugin HaNon B70ってのがいい感じで,使わせてもらった.

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Ample sound のエレキの使い方も,そんな機能があったのね,といった発見もいくつか.
また一つ,技術が進歩した.そんなこんなで,公開!(そして後悔)

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白色彗星 in Disco

数年前ヤマトサウンドのDisco arrangeを手に入れていた.
ここで有名なのが白色彗星帝国のDisco arrangeとデスラー襲撃のそれだ.
白色彗星の方は2199で彬良氏がリメイクしている.

で,まだ余裕のある今のうちに始めることにした,もちろん旧版で.
冒頭のオルガン,年代からしてHammondなのだろうし,少し使い方を調べてから手持ちに音源あるかなと探すと,HALion Sonic SEにModel Cってピッタリのinstrumentがあった.

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しかしやり始めると,Groove Agent SE にあるBass Drumがどれだけ探してもしっくりこないし,エレキの表現でまた苦労しそうだしで,やはり入り口で苦労している.さてさて,忙しくなる前に形になるかな...