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[musictrack出張所--tabris@Iskandal] [ヤマトサウンド耳コピ作品ストリーミング配信サイト--宇宙戦艦ヤマトの音楽]

私信

ともし火

あれほど 煌々と燃え盛っていた炎 荒れ狂う嵐を前に 私は ただ祈り立ち尽くすだけだった 左手にわずかに残る ともし火 必死に抱きしめて ひと吹きで消えてしまうだろう このともし火 僕はきっと かたくなに守るだろう ともし火がやがて 氷の刃(やいば)になっ…

こころ つたえて

こころがつたわる人がいる。 これがどんなに素敵なことで 生き抜く勇気になることか、 この頃ジンジン感じてます。 ありがとう。 今の距離が絶妙で、 あなたのやさしさとあたたかさが 私にいのちを吹きこんでくれています。 あしたも生きていこう。 ありがと…

ソウルメイト(4)--チェックメイト

あれほど強く深い幸せを 感じさせてくれるソウルメイト。 このままずっと傍にいられたらと 何度思ったことだろう。 けれど人生は味なことをしてくれる。 こうして確かに 幸せはありうるのだと教えながらも、 そのままそれを解答とはさせないのだ。 あの人は…

ソウルメイト(3)

今週は疲れたな~と振り返ると 日曜日、そういえば仕事だった。 けれどその仕事中、 何とも晴々とした気持ちでいる自分に ふと気付く。 一体どうしたというのだろう? そうだ、前日あの人と共にいた、 幸せに満ちた時間を まだこころが憶えているんだ。 傍か…

ソウルメイト(2)

吸い寄せられるように一緒になった二人。 しょっちゅう喧嘩しながらも、 結局必ずもとの鞘に戻ってる。 恋だとか愛だとか、 そんな言葉もばかばかしくなるほど 二人は一つになった。 あんな風に魂が呼び合うなどということが 私にも起こり得るのだろうか。 …

ソウルメイト(1)

何年か前、どうしようもなく好きで、 結局2年半片想いしてしまった人がいた。 その片想いはどうしようもない現実を 見せつけられて終わった。 彼女が思いを馳せていたのは、仕事場の同僚だった。 同僚も同じ気持ちだった。 二人は見事なまでに全く自然に お…

アクセル

おもいつめすぎて重荷になる。 そんな時は大概、 相手のことを想っているつもりが 独りよがりにすぎなくなってる。 待つことができなければ 育てられやしない。 何にしてもだ。 居場所が無くてどんなに不安でも それを理由に相手に寄りかかるのは やっぱり卑…

ぜんまい仕掛けの恋

古いレコード針雨重い部屋気付くと求めすぎていて幻を恐れるふり哀しい現実は窓の外自分をコロシテまたねじを巻いてしまったの無為に時は流れていくの気付くとまた波打ち際 取り残されて結局何も愛していない愛されてもいない何も壊せていないただ内側で腐敗…

愛するとは

愛するとは 人間がどれだけ本質的に孤独なのか 再確認するプロセスに他ならない何気ないあなたの言葉に切り刻まれながら 僕はこの見えない指先で おそるおそるあなたのこころに触れるはるか果てしないあなた ふつふつと湧き出すあなたへの想い 毎日かかとで…

昼下がり、曇天

どうしてこの時に あなたが居るのかいつかの時の裏側は 僕を納得させられるのかい視界の端でさらりと揺れる 言葉の蜃気楼絶対に辿り着きはしない 認めたくないから 悪戯に溜め息を あなたの前でしてみせる寒さだけ現実 行灯より不確か 西の空 昼下がり

火星

きっと何かの意味があるからと 意味を放っておくのは やわらかさ? 現実を見つめる恐怖 避ける為の夢?本当に愛されることが 在り得ないのだとしても 本当に愛する余地さえ 僕らには与えられていないのだろうか下手に孤独に強いのは 悪戯に問題を複雑にする…

The good-day, the good-bye

正直に話せば 僕はずっとあなたが好きで 決して届いてはいけなくて それでもそっと傍に居たくて生まれたときから 僕はずっと探していた あの海で一つだった 見失った欠片何故だか同じこと考えていて いつも先に言われてしまって この歯痒さがとても幸せで あ…

No one stays

So no one stays But I'm not alone As the wind is blowing As the moon is shainning Just keeping smile Just standing straight All I reach is just myself All I pray is just your fortune So no one stays But I'm not alone As hearing you're sing…

誰もいない時間、それは取りも直さず反撃の準備の時だ

全く潮が引いたように 誰もいなくなった朝 波に乗り遅れて干からびた クラゲに成っている場合じゃない 他ならぬお前に対峙するチャンス 道具を新たに買いそろえ 武器を磨くチャンス 乱れきった心に ピシッとアイロンをかける時だ 次の戦いはそう遠くない 明…

近日点

切なさは一時のもの 少しだけ息を止めて やり過ごせばいい 誰よりも大切にしたいから 真っ直ぐに見つめられるよう 朝一番顔を洗い まなこの曇りを取り払う 小さなコトに動じぬよう きちんと食べて できるだけすくっと立ち続ける 判断を誤らぬよう きちんと眠…

無重力

資格を問うた時点で 外れてしまっているんだろう 昇っているのか 堕ちているのかなんて どうでもいい問題なんだ この両腕を精一杯広げて 大空をつかむように 唯々 あなたを抱きしめてみたいのさ 魂を売り渡しそうな夜 あなたの声の残り香が 僕を引き止めてく…

ルール

君のそばにいると 見えない手を伸ばして 抱きしめてしまいそうになる 君の息づかいを聴いていると 君と同じ海に 滑り込んでしまいそうになる 君の甘い髪の香りは 僕を大空に舞い上がらせ 君の可愛い語り口は 早春のまどろみを与えてくれる 奇跡のような時間…

ウサギ

こんな風に心が縮む日は 大きな詩(うた)を歌うがいい 海よりも深く 空よりも広く 大地よりも優しく 月の裏側まで届くように 太陽よりも燃え盛るように 僕はウサギなんかじゃない 力の限り歌おう 愛の可能性を 愛の奥深さを

真理の箸でついばめるほど 容易くはない 真実の槍で突き刺せば 割れてしまうだからって僕は そいつが無いと言っているわけじゃない大地よりも揺るぎなく 海よりも深く ただ シャボン玉より儚いだけなんだ ハローベイビー 愛って風船の形をしてるんだ プーッ…

泣き虫のうた

僕のために泣いたのはいつ? 悔しかったから? 裏切られたから? 無力に感じたから? 人のために泣いたのはいつ? 哀れだったから? 無念だったから? 自分に重なったから? 景色がどこまでもどこまでも 限りなく透明にブルーなのは きっといつもいつも泣い…

クリスタル・ブルー

相変わらず 限りなく透明な哀しみの被膜 君たちのお惚けが いくらか救ってくれている 双葉がただひたすら 天空を仰いでいるように 風が通るままの扉 立てたばかりの旗が 夏空に翻る 冒険を続けよう なぜならそれが 唯一の道だから

微笑みかけてくれたこと それだけで十分満たされていた 選んでくれたこと それだけで十分感謝した 生まれながら憑いてまわり 未だに抜け出せない罠 それは本当に 手元にあるものなの? 僕にはやっぱり 何も見えないんだ 俺も昔、大事な人を信じなかった 今思…

ドア

先にノックしたのが 君だったからって この結末を僕は 恨んだりしないよ 解なんて無いんだろうし 時間もしくは死という 最も曖昧な答案が あるだけさ 夏陽よりはやさしく ノックへの感謝

リスク

そこに居て 欲しいけど 去っていくは決まりごと 期待に足を滑らせて 淵に嵌るは毎度ごと 開けっ放しの扉には 蜘蛛の巣に似たハカリゴト 期待は刃物と知りつつも 今日も気付けば絵空事

カナリア

忘れたのではなく 歌うのをやめていた いつでも歌うつもりでいた いつか歌えなくなっていた また僕は 期待に足を滑らせていた

フィルター

フィルターをはずせ そこにあるものが全てだ 喜びも悲しみも 怒りもやすらぎも みなそこにあるのだ 今日は歩いたかい 地面の上を歩いたかいそして庭の片隅の富良野(ウソ)。

夜桜

いずれ散り往くものなれど 吾は頬を濡らすまじ 君が春を楽しむを 吾は仰ぎて咲き返す 君が命の残り香を 吾が懐に染めぬきて いずれ散り往くものなれど 吾は頬を濡らすまじ 2003/04/08(Vocalise II より) まぁ、そんなこんなで一週間でした。

溶けゆくこと

私と私でないもの 削れる 伸ばす どこかに妥協点があって やがて溶けゆくんだろう