NHKでメトロポリタン美術館の紹介をやってたんだけど、何だろう資本力で地球上の芸術品を買い集めてるんだね。で、どっかでこんな構図を見たなぁ...と思ってたら、STAR TREK映画第1弾の「ヴィジャー」だった。機械生命体ヴィジャーは自分を創ったものを探し求めて地球に来ちゃったわけだけど、その巨大なヴィジャーの内部はそれまで見てきたもの全てを博物館のように再現した空間だ。全てを再現することで世界を解ろうとした、しかしそれでも満たされないある種の哀しさが印象的だった。根っこの無いこと、自分の在処の不確かさ故の哀しみ、母なるものを求めて宇宙を放浪する姿に妙に共感してしまったものだ。で、同じような哀しさをメトロポリタンに見てしまったのは、大きな誤解なんだろうか...
スター・トレック ディレクターズ・エディション 特別完全版 [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
- 発売日: 2004/05/28
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