人の心は
なんと儚く移ろい易く
不確かなものだろうか。
ふと気付く。
愛されないことを確認する為に
その証拠を日々見つけるために私は生きている。
頭では十分すぎるほど分かっている。
それは自らの身を守るため
生まれてすぐに身につけた
思い癖に過ぎないこと。
それでも人は必ず去っていく。
それを裏切りと感じてしまう私は
結局のところ人を許すことができず
だから本当に愛することができないらしい。
立場を弁えなくてはならないから
想いに蓋をする。
そんな状況を15年以上続けてきた。
その人は決して自分を好きにはならない。
だから安心してその人を好きになる。
この頃はそんな負け犬根性がすっかり身についてしまった。
遅かれ早かれやがて必ず失ってしまう。
愛されるかもしれないとき
いつもその終わりを見据えてしまう。
愛されることが怖いのだ。
だからどこかで愛されることを避けている。
愛に対する考え方を本気で変えない限り
私はこの泥沼から永遠に這い出せない。
おそらくこれが私に課せられた
今世における魂の宿題なのだろう。 mixi 2008/02/13
