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[musictrack出張所--tabris@Iskandal] [ヤマトサウンド耳コピ作品ストリーミング配信サイト--宇宙戦艦ヤマトの音楽]

そしてノイズが残った...その2

10日ばかりの作業を振り返る記述をするのに10日以上かかっている。まぁ、あくまで覚書だ。気にしない。

◆波動エンジンとUA-25の接続:

これが結構な鬼門だった。以前にも書いたが、何よりUA-25を選択した際の最大の失敗が再生/録音を96kHzで行うときは一度UA-25のUSBプラグを抜いた後【Play mode】←→【Rec mode】ボタンを押し変更して再度USBを差すという作業が必要なことだ。なんでもないことのように思うかもしれないが、これを行う際、シーケンスソフトを終了させてこの作業を行わないと、ソフトがフリーズするのだ。これは異常に作業効率を下げる。特にCubaseのような起動に時間のかかるソフトでは、致命的な欠点だ。なぜこの点をRolandはもっと商品説明の段階で行わないのだろうか。私と同じような悩みを持っている人は少なくないのではなかろうか。

それでもせっかくの96kHz、なんとしても使いたいと粘ってみる。しかし、(Cubaseに不慣れなせいもあったかもしれないが)以下のような問題が次々に起こった。

  • motifへmidi dataを送りつつ 96kHz, Rec mode で motif からの音を録音しようとしても、 Cubase が録音を1小節ほどでやめてしまう。(Cubaseの使い方が悪いのかもしれない) audio device設定などは確かにUA-25になっているのだが...
  • 何かの拍子に、96kHz Recが可能になり Cubase がtrackに録音していくのだが、まったく無音になる。もちろんモニターできない、したがって録音中に音が聴けない可能性はあるのだが(でも、ASIO driver で direct monitoringできる設定になっているにもかかわらず!)、そうではなくデータとして録音されていないのだ。
  • 更に設定を色々いじっているうちに、ちゃんと motif の音が録音されるようになったのだが、それを再生するため、Cubaseを終了し、UA-25のUSBを抜いてPlay modeにし、再度差してから Cubaseを立ち上げるのだが、今度はUA-25そのものが認識されなくなっていることがある。ここにいたっては、もはややる気を失う。

こんな調子でしばらくは96kHzにこだわっていたために、えらく時間を浪費してしまった。では、96kHzを諦めたらちゃんと動くのか?と実験してみる。すると

  • 96kHzが可能なmodeであるUA-25のAdvance modeスイッチをoffにしていると、 CubaseUA-25が認識されなかった。
  • そこでスイッチをAdvance modeにして、更にUA-25のsample rateを48kHzにしてやると認識された。更にこの状態ではもちろんRec/Playボタンの変更は必要なく、 Cubaseでの録音再生もスムーズに行われる。

という結果になった。要するに「Advance mode 48kHz」ならばCubaseと仲良くやっていけると UA-25は主張しているのだ。仕方ない。96kHzは諦めよう。