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[musictrack出張所--tabris@Iskandal] [ヤマトサウンド耳コピ作品ストリーミング配信サイト--宇宙戦艦ヤマトの音楽]

魂の修行としての(3)















それにしても、
一緒に居てこれほど魂が心地良いひとを
僕は知らない。

その昔、共に生きていた時代が
確かにあったんじゃないだろうか。
そんな阿吽の呼吸。

袖触れ合うも他生の縁。
他生とは「いつかの世」のこと。
みんな何かしら過去に縁があって
今世で再び出会っているのだろう。
しかしこんなにも魂の奥深く
ひとの存在を刻んだことはない。

ただそれでも
今世での僕の役割は
弁えなくちゃいけない。
それが魂の修行なのだから。

兄のように、父親のように、
友達のように、そして子供のように、
こんな未熟な僕を
自由に表現させてくれた。

それもきっと、
僕より遥かに年輪を刻んだ
あのひとの魂のなせる業なんだろう。

一緒に居ることも
想いを伝えることも
みな愛じゃない。
それは感情に過ぎない。

愛するとは真に孤独な活動なのだから。

今の僕は比較的正しい距離に居て
だからそれほど間違った愛しかたをしていない。
いや、おそらく愛せていると思う。

徐々に僕の役割も終わっていくのだろう。
ひとつだけ言うのだとしたら、
感謝。

愛させてくれてありがとう。

mixi 2007/02/17