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[musictrack出張所--tabris@Iskandal] [ヤマトサウンド耳コピ作品ストリーミング配信サイト--宇宙戦艦ヤマトの音楽]

あのスキャットは、できないものか?

「メインタイトル~ヤマトに敬礼/新たなる旅立ち」をMySoundに新規投稿。連休後だからたくさん曲が溜まっていて、公開までかなり時間がかかるだろう。

ヤマトファンで川島和子さんの名を知らない人はいないだろう。あの「無限に広がる大宇宙」のスキャットだ。これを書いている今も、もっとも有名なpart 1のモノラル録音物をエンドレスで聴いている。遊星爆弾によるガミラスの攻撃ですっかり赤茶けた地球。「西暦2199年、地球はガミラス帝国からの遊星爆弾により滅びの道をたどりつつあった...」あのナレーションとともに今も蘇る、幼い記憶。「無限に...」は宮川先生が「宇宙のお葬式」と呼んでいた作品だ。

この頃、あのスキャット入りを何とかDTMでできないものか、と考え始めている。今や人工音声やサンプリング技術もかなりなレベルにきている。先日手に入れたQLSCでは、サンプリング音声で発音があまりに自然にできることに驚いた。YAMAHAVOCALOID 2はキャラクター物が出たことで、ここ暫らく話題になっている。それでも、あの川島和子さんのスキャットができる音声はなさそうだ。

CANTOR 2という音声ソフトシンセなんてものもある。こちらは声道や声帯をシミュレートするらしく、肉声とまではいかないがデモを聞く限り、かなり面白いことができるようだ。

さらにサーフィンしているうちに、MELODYNEなんてものを見つけてしまった。これはサンプリング音源とかシンセではなくて、オーディオ素材を自由に変形するソフトだ。何だそれだけ、とおもったら大間違い。タイムストレッチとピッチシフトが、それはもう合成感が全く無く、ごく自然に自在にリアルタイムでできてしまう。Direct Note Accessなんてのは、ホントにすごいことになっている。(言葉で説明するより、リンク先にあるデモを見るのが一番だ。)

で。これを見ていて思ったのが、川島和子さんの声そのものをサンプリングして使ってしまえないか、ということだ。それなら、川島さんのスキャットオンリーが入っているCDを探そう。探したら、それらしいものがここに。即行で注文したのは言うまでもない。

MELODYNE 3 STUDIO

MELODYNE 3 STUDIO