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[musictrack出張所--tabris@Iskandal] [ヤマトサウンド耳コピ作品ストリーミング配信サイト--宇宙戦艦ヤマトの音楽]

新コスモタイガー(組曲版)・リメイク

4月からひと月かけて「風呂オケ」状態で気になっていた本作をリメイク.
こちらは5年ぶりの更新だが,MIDIからすべて作り直したので新作と言っても良い.
で,制作の過程でまたCubaseやHoolywood orchestraの使い方がまたちょっと進歩したので,メモ.

特にStrings系でSlur+Portamentパッチを多用したためRAMを多く使った.
(といっても5GBに満たないが.)
その為か,楽器を追加していって終盤になるとrealtime play時にCubaseが落ちるようになった.
恐る恐るplayボタンを押してばかりもいられないので,ASIO GuardでAudio優先度を上げて,更にほぼ演奏が固定化されてきたtrackをrack単位でFreezeする方法をとった.
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でもね,Freeze trackを作ると,どうも保存時に時間がかかる.
まるで,保存時に改めてFreeze trackを作っているぐらいの時間だ.
おまけに10分ごと自動保存する設定にしているから,その都度作業が中断になる.
ここんとこ,ちょっと改善してほしいなぁ(Cubse 11にしろ,と?).

また,Audio Performanceを表示させて,落ちそうかどうか見ながらの作業となった.
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次第に楽器が増えてくると各sectionの音量バランスが崩れてくると同時に,総音量も上がってくる.
現時点でのsection balanceを崩さずに音量を下げるとき,これまで安易にBUSのfaderを下げていたが,それよりも各音源出力をlinkさせる方法があることを知って使ってみた.
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それとReverb関連はFX channelに一括して流して管理することにした.
これで擬似的にcloseとsurroundマイクのようなことができる(気がしている).
何しろ手元にあるのはGold Editionなので,close micは入っていない.
今回はやらなかったけど,Rackに掛けるeffectがReverb程度ならPre faderにして未加工音源をそのままFXに流して使うという方法もあるかもしれない,とも思った.

BUSの段階でもうEQなども弄る必要がない感じになったので,compressorとmaximizerを少々かけるだけにした.
前回「未知なる...」では低音を削りすぎたと後悔していたので.
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で終わるつもりだったが,ちょうどSonibleからほとんどチート・プラグインとも言える最新版Smart:EQ 3がアップされデモ版が使えるということなので,試しに使ってみた.
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これ,AIに音源を学習させてある種「最適な」EQを自動生成してくれるというシロモノ.
上の図ではBUSに試しに加えたものだけど,この後,StringsやらBrassesやらPercussionsやら複数にも適用した.
確かに,自分の耳でやるよりクッキリする.
もちろん,好みも反映できる仕様なので最後は作るものに委ねられるわけだが,う~ん,チートチート.
こんなものに頼ってたら,耳と技術が育たない...
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